ここではPhotoshop CS2を無料で使う方法を解説している、というよりも、
今のWindows10で動くのかやってみたかったので、その実験結果の備忘録です。
Photoshop CS2がなぜ無料で使えるのか
Photoshop CS2はAdobeがサポートを終了するために無料で配布されたという経緯があります。Photoshop CS2以前のサポートには技術的なサポートなどが含まれていたのですが、そういうコストのかかるサポートを打ち切る代わりに無料で配布したわけです。
Photoshop CS2を使えなくてもサポートは受けられませんが、無料で使えるなら使いたいですよね。執筆時点でPhotoshop CCを無料で試用できるようになっているのですが、月額利用料を引き落とししてから、7日以内に解約すれば返金するという、ちょっと気軽にテストできるとは言いにくい試用なので、CS2のほうが良いかもしれません。
Photoshop CS2をダウンロードする方法
このページで英語版の再配布をしています。
Windows版かMac版を選択してダウンロードします。
ただし、ダウンロードできるのは32bit版なので、macOSはすでに32bitアプリが使えないOSになっています。使えるとしたらWindows版になってきます。
Photoshop CS2をインストールする方法
ダウンロードしたインストーラーを起動するとインストールが始まります。
シリアル番号は先ほどのリンク先にも書いてありますが以下の通りです。
Windows Serial number: 1045-1412-5685-1654-6343-1431
インストールの注意点として、このようにProgram Files (x86)フォルダが入っているとエラーになるので、その場合はProgram Filesフォルダを指定しましょう。
インストールが完了するとちゃんと開くことができると思います。
製品登録は「Register Later」で大丈夫です。
Windows10でPhotoshop CS2は動くのか?
Windows10ではあまりちゃんと検証していなくて、互換モードで動かせばなんとか動くという感じでした。Photoshop CS2を互換モードで動かすには、photoshop.exeファイルを右クリックして「プロパティ>互換性」から「互換モード」を選択します。
もうちょっとちゃんと動かしたかったのでわたしは仮想マシンのWindows Vistaで動かしてみました。
これならしっかりと動いて操作もできます。
Windows Vistaなどを仮想マシンにインストールする方法はこちらで書いています。