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Windowsのレジストリを変更せずに、マウスホイールの向きを逆にする方法(Windows11対応)

WindowsとMacを両方使っているとマウスホイールのスクロールが逆なのがとても気になりますよね。Windowsのホイールを逆向きにする方法は、レジストリエディタで変更することになりますが、ちょっと難しい……と思うので、レジストリを変更しないで上下逆にする方法をお伝えします。

Macのようにマウスホイールの向きを逆にするAutoHotKey

このAutoHotKeyというアプリを使います。

www.autohotkey.com

 

「Download」をクリックして「Download Current Version」をクリックします。

Download Current Version

 

ダウンロードできたらインストーラーを実行します。

インストーラーを実行

 

「Express Installation」をクリックします。

Express Installation

 

「Run AutoHotKey」をクリックします。

Run AutoHotKey

Macのようにマウスホイールの向きを逆にする設定を作る

このアプリはいろいろな機能を自動で処理するためのアプリなのですが、このアプリにマウスホイールの上下を逆にするという設定を読み込ませることになります。

「AutoHotKey」のバージョンが2になって、少々スクリプトが変更になっています。

 

デスクトップ画面で右クリックして「新規作成>AutoHotKey Script」を選択します。

AutoHotKey Scriptを選択

 

スクリプトのファイル名を決めます。

わかりやすく「Wheel」という名前でいいと思います。

そして「Create」をクリックします。

Createをクリック

 

作成されたファイルを右クリックして「プログラムから開く>メモ帳」を選択します。

メモ帳で開く

 

メモ帳に、以下のスクリプトをコピーしてペーストしてから保存します。

WheelUp::
{
    Send "{WheelDown}"
}
WheelDown::
{
    Send "{WheelUp}"
}

ペーストしてから保存

 

この手順でできた設定ファイルを実行するとホイールの向きが逆になりますが、

Windowsを起動するたびに実行するのは面倒なのでスタートアップに登録しておきましょう。

マウスホイールの向きを逆にするスタートアップ設定

「Win」キー+「R」キーで画面が出てくるので、この文字列をペーストしてOKを押します。

shell:startup

Win+R

 

OKを押して出てきた「スタートアップ」のフォルダに先程の設定ファイルを移動します。

設定ファイルを移動

 

これでWindowsが起動したときに設定ファイルが実行されるので、ホイールの向きはいつも逆になります

すぐに反映したいなら、一度再起動するといいでしょう。

もし元に戻したいときは「Win+R」で先程のフォルダ(shell:startup)を開いて設定ファイルを削除してください。

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